山形の春
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葛布の襖紙の販売を終了いたしました。
先代から60年余葛布の襖紙を製造してきました。葛糸の原料難と価格の高騰、手織職人の不足、特に裏打ちの職人が数年前に廃業したことで在庫のみで営業してきましたが、ついにそれも底を尽きましたので葛布襖紙の販売を終了することとなりました。
いままでのご愛顧ありがとうございました。
明治維新後、武家の消滅、公家の洋装化で需要がなくなっていた葛布の産地は,葛布を壁装材に転化することにより危機を脱します。戦後は外貨の稼ぎ頭として壁紙になり、欧米に渡っていきます。欧米の有名建築を彩っていきます。その後円高、物価の上昇などで輸出壁紙としての葛布は途絶えますが、国内の高級襖紙として細々と生きながらえます。
葛布の襖紙は国内でも豪商の館や大邸宅、美術館などで使われます。今でも100年以上経っている葛布をしばし見つけることができます。
しかし襖紙の需要も大幅に減り、3年前同業者が廃業、そして今度は私のところが襖紙販売終了をいたしました。これで国内の生産者はなくなりました。
今までの取引先へのご挨拶のハガキを出し終わって 急に涙が止まらなくなりました。こういう日がくることは数年前からわかっていたのですし、一つの商品が単に終わっただけなのですが、数々の日本の建築の内装を飾っていた葛布襖紙が終わってしまったことに 急に悲しみが湧いてきました。
生活様式も、人々の価値観も変わっていく現代ですから仕方がないのですが、伝統工芸を守れなかったことに自分の力不足を感じます。
葛布の襖紙がなくても それに替わる何かが使われるでしょうし、いずれ忘れ去られて行くでしょう。そしていつか「金唐皮紙」のように「昔の日本には良い物があったね・・」と云われるのでしょうか?
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寒い日が続きます お元気ですか?
私は今池袋に来ています
今日から2月3日まで クラフト見本市 に出展しています
3日間いますので 関東地方の方お出かけ下さい。
会場は自由学園 明日館 アールデコ調の素敵な建物です
重要文化財になっています
いろいろな作家などがでています
私がいつも出展しているところと雰囲気がちがって
とてもオシャレな作品がそろっています
大井川葛布 場違いかな?
http://www.kuzufu.com/inform/index.html「P1310022.JPG」をダウンロード
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