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2007年12月 7日 (金)

木綿以前のこと

 私は葛布ワークショップを毎年開いています。そこで受講者におすすめする本がいろいろありますが、「自然布」もしくは「原始布」に興味を持っている人には必読といって薦める本があります。
それが 柳田国男の 「木綿以前のこと」という本です。目から鱗です。麻、葛などを織りたい人たちの必読書ですね。私にとっても座右の書でもあります。何度もよんでいますが、その都度の理解度に依って得られるものが多くなります。 本のなかの「昔は何を着ていたか」も秀逸の文章です。
 木綿がそれほど昔の物でなかったこと、昔の人は麻を着ていた事などおもしろい事いっぱいです。
葛布についてのべているところも数カ所あります。また静岡市が藤布の産地だったとか?

 

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