木綿以前のこと
私は葛布ワークショップを毎年開いています。そこで受講者におすすめする本がいろいろありますが、「自然布」もしくは「原始布」に興味を持っている人には必読といって薦める本があります。
それが 柳田国男の 「木綿以前のこと」という本です。目から鱗です。麻、葛などを織りたい人たちの必読書ですね。私にとっても座右の書でもあります。何度もよんでいますが、その都度の理解度に依って得られるものが多くなります。 本のなかの「昔は何を着ていたか」も秀逸の文章です。
木綿がそれほど昔の物でなかったこと、昔の人は麻を着ていた事などおもしろい事いっぱいです。
葛布についてのべているところも数カ所あります。また静岡市が藤布の産地だったとか?
| 固定リンク
「おすすめサイト」カテゴリの記事
- 日本の自然布(2007.12.08)
- 木綿以前のこと(2007.12.07)
- 昔の葛布、現代の葛布展(2007.02.28)
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 雑誌nid エブリディ民芸 に掲載されました(2014.07.24)
- 志乃チャンのFB(2014.07.24)
- 家庭画報2014年8月号(2014.07.10)
- 徳川家康 山岡荘八(2014.06.06)
- 民芸の教科書6 暮らしの道具カタログ(2014.06.06)
「染織」カテゴリの記事
- 金沢 成巽閣(せいそんかく)の絨毯(2017.02.15)
- boro展からミヤコメッセ沖縄工芸展へ(2016.02.02)
- 工房の織機(2015.10.16)
- 阿波一宮 大麻比古神社にて考えた事(2015.10.08)
- 手織りを仕事に4 5W1H(2015.09.09)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント