« 干す | トップページ | 何故葛布は廃れたのか? »

2009年11月 2日 (月)

植物繊維の取り出し方

  葛布は葛の蔓を煮て、その後ススキの室の中で発酵させます。数日発酵させると表皮が溶け、中の靱皮が出て、芯と分離しやすくなります。これは菌がセルロースを分解する作用があるからです。他の繊維では、一部の大麻、亜麻が発酵を取り入れているようです。これを私は生物的繊維の取り出し方と呼んでいます。
 さて、しな布や芭蕉布、藤布などは 灰汁炊きをします。これは灰汁のアルカリを利用した繊維の取り出し方と言えましょう。これは化学的繊維の取り出し方と私は呼んでいます。
 苧麻の苧引きのように 生の茎をそのままへらや貝殻で削り出す方法もあります。
これを私は物理的方法と呼んでいます。
 このように3つの方法に大別できますが、このうち2つの方法を併用したりする場合もあります。

|

« 干す | トップページ | 何故葛布は廃れたのか? »

染織」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/226708/32028641

この記事へのトラックバック一覧です: 植物繊維の取り出し方:

« 干す | トップページ | 何故葛布は廃れたのか? »