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2012年11月26日 (月)

星の衣 高橋治

高橋治の「星の衣」をある方からいただいて読んでみた。

沖縄を 舞台に首里織りと八重山上布を織る二人の女性が主人公。
別々の生き方していた二人が 最後に出会い 一緒に星の衣を織る
中に実在の人物 平良敏子 宮平初子も出てくるので興味深い。
・・・途中 登場人物の尚子は ひょっとしたら 八重山上布の新垣幸子さんかな?
と思う 疎開先の熊本で生まれたことも同じ 経緯手績み苧麻、括り技法で絣を作るところも同じ、古典を復活させたところも同じ 日本民芸館に通ってじっくり昔の八重山上布を見たところも一緒・・・・ まず間違いない、作者は新垣さんに取材している。
 では 首里織りの汀子は?  首里織りに疎いので判らない。誰か教えてほしい。
 本の中で 芭蕉布に対する主人公の思いがある 平良敏子が、手が届かないほどの巨人と仰がれている。そうだった、私も芭蕉布に追いつけるような布を作ろうと10数年前に決意していたのだった。今どのくらいまで距離を縮めてきたのだろうか?いや何もはじまっていないような気もする。人を感動させる、人の人生を動かすような布ができてはいない。再度 芭蕉布平良敏子さんを目標に頑張ろうと思わせた本だった。
 染織 とくに沖縄の染織が好きな方にオススメの本です。

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