お茶

2011年1月21日 (金)

お茶会ごっこ

先日 女将さんが友人二人にキモノを着付けて 女子会をやったら 彼女たち キモノにはまってしまったようで、今度の日曜日に 第二回のキモノ女子会です。
 遠出する時間がないので お茶会?との仰せ???。 いとも簡単に言ってくれます。 
蹲いをきれいにして 枝折り戸も新調 露地らしきものも あわてて作っています。
待合に見立てた ベンチに毛氈に見立てたパンチカーペットを敷き、炉を切ってないので
冬だけど風炉で湯を湧かそうと思っています。
 寄りつきでは 葛花茶をだそうかと思っています。山岡鉄舟の横額があるから掛け軸は掛けません。
「養うことこれ春のごとし」です
床の掛け軸は なににしようか(と思うほどもっていないが) 南天に雪と雀の掛け軸が季節柄よいかなと思っています。この掛け軸は 母方の祖父のもの。 沼津城のお抱え絵師が描いたと言い伝えがあります。
 お花は・・・ 紅梅白梅にしようか 椿のつぼみにしようか・・・
お香は待合でたてようか
結構たのしいくなってきましたよ
今回はお茶会ごっこ ですが 濃茶を習ったら 今度は懐石料理をだして お茶事ごっこもやりたいとおもっております。
 
まだお茶をならって2年の 何も判らないわたしが 無謀にもお茶会ごっこをするのであった。

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2010年10月13日 (水)

客はなくとも湯の準備

「客はなくとも湯の準備」たしか利休が言った言葉だと覚えています。
 先日ワークショップの最終日の反省会でお茶会をやりました。久しぶりに風炉に炭を入れたのでした。
涼しくなってきたし、風炉の季節もあと半月ほどですので、その後連日 お湯を沸かしています。
 今日は工房にどんなお客様がいらっしゃるのでしょうか?
みなさまもどうぞお出かけください。一服差し上げます。 そうそうおいしいお菓子をお忘れなく!Dscn3206


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2010年9月15日 (水)

お茶道具

 先日青嶋利陶さんの茶陶展を見たので 刺激を受けて 国立博物館でもお茶器に興味津々Dscn2983
黒釉文琳茶入 銘 望月 薩摩焼 18世紀江戸時代


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2010年9月13日 (月)

お茶会

同じ社中の青嶋利陶さんの個展が 新宿京王デパートで行われています。
東京スピニングパーティーの帰りに 私も寄ってきました。
 素晴らしい お茶道具の数々 ほしいものもありましたが 私の財布ではまだまだ買えません。
師匠の浅井宗兆先生もいらっしゃいましたのでご挨拶。
 その後横のお茶室で お茶会がありました。
青嶋さんの茶碗を使ってのお茶会でしたが、今回は裏千家の先生でした。
 二人点前という大変珍しいお手前でした。台子を中心に二人が向き合ってお茶の点前をします。
主客も二人 宗兆先生とその横で 私がその席につかせていただきました。
 シンクロスイミングを見ているように二人の点前が一致して とても興味深い。

 茶入れは 中国の鳥の餌入れを見立てて 牙蓋をつくり添えていました。いろいろな工夫があって
とてもおもしろかったです。でも床の軸は松花堂の消息文 「お弁当がどこかへ行った訳ではありませんので念のため」
 ほんとうにおもしろかったです。お茶って良いですね。
青嶋さんの展示会は水曜日まで。お出かけください。

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2010年2月27日 (土)

家宝の壺

 家宝の壺の紹介
とはいっても 有名産地のものでもないし、値打ちのある物ではなりませんし、作家物でもありません。年代物ではあるけど、駄器です。でも 美しいと思っています。
 じつはこれ 我が家で50年も使っている 壺 主に梅干しを入れる小さい壺でした。
ある朝 この壺をしげしげ見ていると なんだかすばらしい気がしてきました。少なくとも50年は経っていますし、形も良いです。蓋の造形もしゃれている柿の形の壺です。
 磨いてみるとなかなか かっこいい これはお茶の 干菓子入れにでも昇格させようかと思っています。
 この壺を眺めると 私が前に住んでいた古い家の食卓の風景を思い出します。子供の頃の私と、若き頃の母の気配がしてきます。 と云うわけで我が家の家宝に 昇進した壺をご覧に入れます。Dscn2114


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2009年3月28日 (土)

お茶会の稽古

 今年1月からお茶を学び始めました まだ2回しか稽古にいっていません。盆点前もようやくといったところですが、先日 お茶の郷の 茶室を借りて お稽古することができました。今回のお稽古は
お茶事です。 
 寄り付きから稽古が始まりました。白湯をいただいてから 亭主がお迎えにきます 露地草履に履き替えて、庭を見ながら 蹲いへ。 手、口を清めてから にじり口から小間へ入ります。小間は四畳題目。
 床を拝見し、炉を見てから 着座。薄暗い小間の中は 粛々とした感じです
亭主が 炭点前をして のち 今回の懐石は 広間にて行いました。
もっとも お稽古ですので 本格的な懐石ではなく お弁当でしたが 向付け、吸い物もでて そこでも
懐石料理の食べ方の練習もしました。
 再度待ち合いで待っていると 亭主がお迎えに。小間に入ると 釜が丁度良い具合に沸騰しています。
濃い茶をいただいたあと 小間が明るくなり 代点でお薄の点前です。お薄をいただいて 広間に帰り
番茶と果物をいただいて お稽古が終わりました。小堀遠州の作った茶室を復元した場所で、遠州流のお稽古ができるなんて とてもすごいことですね。 広間を使うこと、代点など 武家の茶道も垣間みることができました。ちょっと殿様になった気分です。
 早く本当のお茶事に呼ばれたい と思いました。
 今回私は 葛布の着物に葛布の袴 葛袴は初めて作りました。
画像は お稽古あと 小間の炉前での 写真です。


Photo


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2009年3月 8日 (日)

お茶会

 先日、埼玉から友人がきました。そこで、早速お茶会としゃれました。まだお茶を二回しか習っていないので「よせばいいのに」とのおかみさんの箴言も 聞き流し、強行。
 前日、蹲いをたわしで洗い、竹で柄杓を作り、床の間の 花器は早朝、孟宗竹を切って作り、庭の椿を投げ入れ、軸は葛布表装の「富士山高くつつましく」の書を飾り、お客様をお迎えしました。
 工房を待ち合いに見立て、蹲いで手を清めてもらって、玄関から八畳の床の間の部屋へ。
床の間の軸と 花器の椿のつぼみを 鑑賞していただきました。今回の主客は独身女性なので
気高さと、慎ましさを併せ持った人になってもらいたいのと、やはり遠方から静岡に来ていただいたので「富士山」の書を選びました。(もっとも軸は沢山ないので ほとんどこじつけ)
 まだ盆点前しかできませんが、かしこまって お点前。女将さんの失笑も無視して、気分はお茶人。
最初の一服(お薄)は 市販の抹茶でしたが、二服目は私が石臼で挽いた抹茶。やはり香り高く、色も濃くおいしかった。器は 萩焼き、志都呂焼き、に現代作家のグレーの器を用意。
 風炉がないので 蒔絵の火鉢で代用。鉄瓶は女将さんの実家にあった骨董品。どうもこの鉄瓶は
そもそもお茶用であったようだ。盆は讃岐漆器の独楽塗り。棗は花の彫り物をした漆塗り。
茶杓は黒竹、先日骨董市で買った。
 お菓子は 金谷のお菓子屋さん 叶屋の酒まんじゅうと私が作った干し柿。「そもそもお茶のお菓子は砂糖をふんだんに使えない昔、干し柿や、干瓢の煮しめにはじまり・・・」の蘊蓄も披露。
 かなり略式のまた略式でしたが、喜んでいただきました。
落語で義太夫をうなる主人に 店子が閉口する話がありますが 私もその伝か?
 皆の迷惑も顧みず お茶ごっこをする 私であります。

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